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2008/08/24(Sun)04:05
「深き闇」(ふかきやみ)
恐れ水 潜む天鼠の 深き闇 翼を纏ふ 疑心の魔物
訓:おそれみず ひそむてんその ふかきやみ つばさをまとう ぎしんのまもの
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No.78|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/08/24(Sun)03:42
「阿羅漢の群れ」(あらかんのむれ)
雨垂れの 富士の裾野に 止観する 黄色き貌の 阿羅漢の群れ
訓:あまだれの ふじのすそのに しかんする きいろきかおの あらかんのむれ
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No.77|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/24(Sun)03:26
「龍宮の途」(りうぐうのみち)
封印の 無数の紙垂に 縛られて 閉ずる風穴 龍宮の途
訓:ふういんの むすうのしでに しばられて とずるかざあな りゅうぐうのみち
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No.76|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/08/24(Sun)03:11
「邪の赤」(よこしまのあか)
迷ひ岳 蒼く果て無き 樹々の海 緑に映える 邪の赤
訓:まよいだけ くらくはてなき きぎのうみ みどりにはえる よこしまのあか
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No.75|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/21(Thu)02:28
「夏の幻」(なつのまぼろし)
生紫 果敢なく揺れる 花菱は 夏の幻 泥む陽蔭に
訓:きむらさき はかなくゆれる はなびしは なつのまぼろし なずむひかげに
No.74|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/20(Wed)01:59
「笑ひの海」(わらひのうみ)
夏波に 集ふ人々 仲間たち 笑ひの海に 残る幸せ
訓:なつなみに つどうひとびと なかまたち わらいのうみに のこるしあわせ
No.73|海|Comment(0)|Trackback()
2008/08/20(Wed)01:46
「太陽の雫」(たいやうのあめ)
鳥遊ぶ 樹々の天蓋 見上げれば 洩れて地に降る 太陽の雫
訓:とりあそぶ きぎのてんがい みあげれば もれてちにふる たいようのあめ
No.72|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/08/20(Wed)01:17
「雨宿り」(あまやどり)
雨宿り 不思議な赤に 誘われ ふと迷ひ込む 童話の世界
訓:あまやどり ふしぎなあかに いざなわれ ふとまよいこむ どうわのせかい
No.71|乗物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/20(Wed)01:14
「若き草虫」(わかきくさむし)
道行きに 繁る貴緑 意味もなく 若き草虫 命貪る
訓:みちゆきに しげるきみどり いみもなく わかきくさむし いのちむさぶる
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No.70|昆虫|Comment(0)|Trackback()
2008/08/20(Wed)01:08
「六道の波」(りくどうのなみ)
榎島の 浜辺に遊ぶ 餓鬼共の 映る黒沙 六道の波
訓:えのしまの はまべにあそぶ がきどもの うつるくろすな りくどうのなみ
No.69|海|Comment(0)|Trackback()
2008/08/20(Wed)00:59
「山蓮」(やまはす)
雲水を 奏で育む 奥の谷に 山蓮淡く 披く池原
訓:くもみずを かなではぐくむ おくのやに やまはすあわく ひらくいけばら
No.68|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/18(Mon)03:13
「逞しき音」(たくましきおと)
白雲の 巌に凍み込み 支配する 耀く瀬音 逞しき音
訓:しらくもの いわにしみこみ しはいする かがやくせおと たくましきおと
No.67|河川|Comment(0)|Trackback()
2008/08/18(Mon)03:13
「白蔭の水」(しらかげのみず)
巌風を 織り込み造る 夏瀧の 頬に涼しき 白蔭の水
訓:いわかぜを おりこみつくる なつたきの ほほにすずしき しらかげのみず
No.66|河川|Comment(0)|Trackback()
2008/08/18(Mon)02:17
「勢ひの水」(いきほひのみず)
荒び飛ぶ 勢ひの水 打ち攻める 強き岩肌 駿き白瀧
訓:すさびとぶ いきおいのみず うちせめる こわきいわはだ はやきしらたき
No.65|河川|Comment(0)|Trackback()
2008/08/18(Mon)02:16
「鬚の哉聞」(ひげのかなぶん)
乱れ葉に 留まる夏虫 休み虫 背斑黄金 鬚の哉聞
訓:みだればに とまるなつむし やすみむし せまだらこがね ひげのかなぶん
No.64|昆虫|Comment(0)|Trackback()
2008/08/18(Mon)02:10
「堅固の海」(けんごのうみ)
打ち寄せて 打ち寄せ返し 打ち寄せる 堅固の海の 飛沫く夏波
訓:うちよせて うちよせかえし うちよせる けんごのうみの しぶくなつなみ
No.63|海|Comment(0)|Trackback()
2008/08/17(Sun)02:54
「併せ瑞」(あわせみず)
澤虚に 仄かに晃る 併せ瑞 産めよ生れよ 活きよ勢へ
訓:さわうろに ほのかにひかる あわせみず うめようまれよ いきよいきおえ
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No.62|河川|Comment(0)|Trackback()
2008/08/17(Sun)02:17
「緑曼荼羅」(みどりまんだら)
吾を観る 木霊を聴きて 目を遣らば 緑曼荼羅 裾を拡ぐる
訓:われをみる こだまをききて めをやらば みどりまんだら すそをひろぐる
No.61|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/08/17(Sun)02:07
「名もなき空」(なもなきそら)
山を背に 名もなき空を 侵す糸 集まる息吹 傀儡の柱
訓:やまをせに なもなきそらを おかすいと あつまるいぶき くぐつのはしら
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No.60|空|Comment(0)|Trackback()
2008/08/17(Sun)01:58
「地妖星」(ちやうせい)
広き翅 揚羽に雑じる地妖星 綴じては啓く 魔性の知識
訓:ひろきはね あげはにまじるちようせい とじてはひらく ましょうのちしき
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No.59|昆虫|Comment(0)|Trackback()
2008/08/17(Sun)01:47
「平坂の橋」(ひらさかのはし)
菩薩風 冥く彷徨ふ魂も 諭して渡す 平坂の橋
訓:ぼさつかぜ くらくさまようたましいも さとしてわたす ひらさかのはし
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No.58|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2008/08/17(Sun)01:30
「刻水の瀑」(ときみずのたき)
寶根を 穿つ磐魚の 潜む瀧 命を嗤ふ 刻水の瀑
訓:たからねを うがついわなの ひそむたき いのちをわらう ときみずのたき
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No.57|河川|Comment(0)|Trackback()
2008/08/17(Sun)01:16
「天井下がり」(てんじゃうさがり)
鬼緑 優しき緑 嘘緑 荒な蟷螂 天井下がり
訓:おにみどり やさしきみどり うそみどり すさなかまきり てんじょうさがり
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No.56|昆虫|Comment(0)|Trackback()
2008/08/16(Sat)02:40
「熱き宇宙儀」(あつきうちゅうぎ)
曼荼羅の 赤き装ひ 止め処なく 人を執り込む 熱き宇宙儀
訓:まんだらの あかきよそおい とめどなく ひとをとりこむ あつきうちゅうぎ
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No.55|動物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/16(Sat)01:53
「空桜」(そらざくら)
顕し世を 括む儚き空桜 円かに闢く 暖かき雲
訓:うつしよを つつむはかなきそらざくら まどかにひらく あたたかきくも
No.54|植物|Comment(0)|Trackback()