「北風の息」(きたかぜのいき)
浄玻璃の 鏡に映る 咎の華 白き焔魔の 北風の息
訓:じょうはりの かがみにうつる とがのはな しろきえんまの きたかぜのいき
用語解説
浄玻璃鏡 じょうはりのかがみ
地獄を守護する閻魔が亡者の裁判で亡者の善悪の見極めに使用する水晶製の鏡。この鏡には亡者の生前の一挙手一投足が映し出されるため、いかなる隠し事もできない。もしこれで嘘をついていることが判明した場合、閻魔に舌を抜かれてしまうという。また、これで映し出されるのは亡者自身の人生のみならず、その人生が他人にどんな影響を及ぼしたか、またその者のことを他人がどんな風に考えていたか、といったことまでがわかるともいう。一説によればこの鏡は亡者を罰するためではなく、亡者に自分の罪を見せることで反省を促すためのものともいわれている [
Wikipediaからの引用]
PR