2024/11/22(Fri)02:02
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2025/12/31(Wed)00:00
No.107|珠玉の画|Comment(4)|Trackback()
2009/06/07(Sun)12:05
「奇しき宇宙」(うつくしきそら)
集真藍の 織り成す葉禰の 藍深く 奇しき宇宙 集ふ萬に
訓: あずさいの おりなすはねの あいふかく うつくしきそら つどうよろずに
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No.230|植物|Comment(4)|Trackback()
2009/05/10(Sun)19:39
「深き残り香」(ふかきのこりが)
鈴啼きの 鳥声浸る 藍菖蒲 君影想ふ 深き残り香
訓:すずなきの とりこえひたる あおあやめ きみかげおもう ふかきのこりが
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No.229|植物|Comment(0)|Trackback()
2009/05/10(Sun)19:17
「蝶番」(てふつがひ)
夢人の 扉啓きて 蝶番 森翳柑く 睦ぶ桜葉
訓:いめびとの とびらひらきて ちょうつがい もりかげあまく むつぶさくらば
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No.228|昆虫|Comment(0)|Trackback()
2009/04/26(Sun)23:22
「荘厳の珠」(しゃうごんのたま)
黙香の 優しく充つる 辻風に 揺れる石楠花 荘厳の珠
訓:しじまがの やさしくみつる つじかぜに ゆれるしゃくなげ しょうごんのたま
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No.227|植物|Comment(0)|Trackback()
2009/04/13(Mon)00:04
「櫻曼荼羅」(さくらまんだら)
大地に満つ 旧き血潮を 匂ふなら 櫻曼荼羅 裾を拡ぐる
訓: つちにみつ ふるきちしおを におうなら さくらまんだら すそをひろぐる
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No.226|植物|Comment(0)|Trackback()
2009/04/12(Sun)23:49
「鶯の洸」(うぐいすのうみ)
桜壁 優しき菜花 香り立ち 寄せる長閑に 鶯の洸
訓: さくらかべ やさしきなばな かおりたち よせるのどかに うぐいすのうみ
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No.225|植物|Comment(0)|Trackback()
2009/03/11(Wed)01:31
「膨らむ宇宙」(ふくらむそら)
群雲の 海豚も泳ぐ頂に 吸い込む深く 膨らむ宇宙を
訓:むらくもの いるかもおよぐいただきに すいこむふかく ふくらむそらを
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No.224|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2009/01/12(Mon)23:07
「運命の家」(うんめいのいえ)
紡がれる 縁の糸の 果てしなく 式神孕め 運命の家
訓:つむがれる えにしのいとの はてしなく しきがみはらめ うんめいのいえ
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No.223|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2009/01/05(Mon)00:15
「利家の宮」(としいえのみや)
徳なくて 解けぬ柵 解きに入る 尾山の奥の 利家の宮
訓:とくなくて とけぬしがらみ ときにいる おやまのおくの としいえのみや
No.222|建物・彫刻|Comment(2)|Trackback()
2009/01/05(Mon)00:06
「空雲」(そらくも)
戻れよと 願ひを籠める 栄螺山 霞ヶ池に 映る空雲
訓:もどれよと ねがいをこめる さざえやま かすみがいけに うつるそらくも
No.221|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2008/12/15(Mon)01:39
「密やかに撒く」(ひそやかにまく)
寒風に 朧に揺れる 蔭草の 密やかに撒く 輝きの粉
訓:さむかぜに おぼろにゆれる かげくさの ひそやかにまく かがやきのこな
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No.220|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/12/15(Mon)01:33
「暖かき雪」(あたたかきゆき)
雪煙る 彼方の森に 目を遣れば 心に積もる 暖かき雪
訓:ゆきけむる かなたのもりに めをやれば こころにつもる あたたかきゆき
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No.219|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/12/15(Mon)01:24
「湯気満つる街」(ゆげみつるまち)
九つの 功徳を集め 成就する 願ひも廻り 湯気満つる街
訓:ここのつの くどくをあつめ じょうじゅする ねがいもめぐり ゆげみつるまち
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No.218|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2008/12/15(Mon)01:12
「不可思議の粒」(ふかしぎのつぶ)
奥宮に 精舎を鎖す 秘密佛 輝る額の 不可思議の粒
訓:おくみやに しょうじゃをとざす ひみつぶつ かがるひたいの ふかしぎのつぶ
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No.217|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2008/12/15(Mon)01:02
「空間の森」(くうかんのもり)
時運ぶ 空間の森 調ひて 廻り奏でる 美しき業
訓:ときはこぶ くうかんのもり ととのいて めぐりかなでる うつくしきわざ
No.216|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2008/12/15(Mon)00:55
「金剛の毬」(こんがうのまり)
金剛の 毬に封ずる 荒魂を 悉く裂く 蒼き獅子神
訓:こんごうの まりにふうずる あらたまを ことごとくさく あおきししがみ
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No.215|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2008/12/15(Mon)00:48
「鬢頭婁の数珠」(びんずるのじゅず)
撫ぜられて 病治めし 磨れ佛 願ひ叶ふる 鬢頭婁の数珠
訓:なぜられて やまいおさめし すれぼとけ ねがいかなうる びんずるのじゅず
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No.214|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2008/12/15(Mon)00:41
「空の残照」(そらのざんしゃう)
阿佐ヶ谷の 賑はふ檻に 垣間見る 空の残照 黄昏の街
訓:あさがやの にぎわうおりに かいまみる そらのざんしょう たそがれのまち
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No.213|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2008/12/07(Sun)18:20
「心葉の裔」(こころばのすそ)
深色の 古き扉を 静やかに 往く秋惜しむ 心葉の裔
訓:ふかいろの ふるきとびらを しずやかに ゆくあきおしむ こころばのすそ
No.212|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/12/07(Sun)18:11
「木枯し空」(こがらしぞら)
落ち葉舞ふ 木枯し空の 照らさひて 秋の名残の 懐む川肌
訓:おちばまう こがらしぞらの てらさいて あきのなごりの なづむかわはだ
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No.211|河川|Comment(2)|Trackback()
2008/12/07(Sun)18:01
「寒獅子」(さむじし)
寒獅子の 背にぞ騒めく 秋の杜 共に仰ぐは 淡き青月
訓:さむじしの せにぞさざめく あきのもり ともにあおぐは あおきあおつき
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No.210|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2008/11/30(Sun)11:50
「蛙手」(かへるで)
朱深き 蛙手の葉の 儚きも 群れて激しく 燃ゆる静かに
訓:あけふかき かえるでのはの はかなきも むれてはげしく もゆるしずかに
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No.209|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/11/30(Sun)11:43
「象の鼻」(ざうのはな)
象の鼻 伸びて啄む 天蓋の 星色に照る 白椛の華
訓:ぞうのはな のびてついばむ てんがいの ほしいろにてる しらもみのはな
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No.208|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/11/30(Sun)11:36
「薪の灰」(たきぎのはい)
椛葉の 群れて舞ひ降る 宵の空 薪の灰に 狂ふ雅に
訓:もみじばの むれてまいふる よいのそら たきぎのはいに くるうみやびに
No.207|植物|Comment(0)|Trackback()