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2008/12/15(Mon)01:33
「暖かき雪」(あたたかきゆき)
雪煙る 彼方の森に 目を遣れば 心に積もる 暖かき雪
訓:ゆきけむる かなたのもりに めをやれば こころにつもる あたたかきゆき
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No.219|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/24(Mon)20:48
「薮神」(やぶかみ)
綯らかに 和凪に擬ふ藪神の 一葉二葉に食む 竹の道
訓:なよらかに なぎになずらうやぶかみの ひとはふたはにはむ たけのみち
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No.204|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/22(Sat)01:45
「耳朶」(みみたぶ)
古道を 漫ろに撫でる 木枯しの 冬の香りの 凍みる耳朶
訓:ふるみちを そぞろになでる こがらしの ふゆのかおりの しみるみみたぶ
No.203|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/17(Mon)08:32
「紅葉颪」(もみぢおろし)
紅の 秋の嵐の 鎧塚 紅葉颪の 深き天蓋
訓:くれないの あきのあらしの よろいづか もみじおろしの ふかきてんがい
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No.202|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:24
「弁財天」(べんざいてん)
明らかな 樹々の姿に 秋も更け 弁財天の 河の詩聴く
訓:あきらかな きぎのすがたに あきもふけ べんざいてんの かわのうたきく
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No.197|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:24
「駁迦魅」(まだらがみ)
駁迦魅 三界覆ふ 秋風の 瑞快く 閏ふ沈かに
訓:まだらがみ さんがいおおう あきかぜの みずこころよく うるうしずかに
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No.198|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:22
「鎧ふ焔」(よろうほのお)
鮮らかに 彩り弾む 杣の秋 瀬音の燃へて 鎧ふ焔で
訓:あざらかに いろどりはずむ そまのあき せおとももえて よろうほのおで
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No.196|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:15
「凪に薄」(なぎにすすき)
遠方の 旅人共の 足元に 凪に薄の 閑むさはりと
訓:をちかたの たびうどどもの あしもとに なぎにすすきの のどむさわりと
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No.195|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/04(Tue)02:05
「死にて生まれむ」(しにてうまれむ)
生まれ来て 生まれ生まれて 死に死にて 生まれて死にて 死にて生まれむ
訓:うまれきて うまれうまれて しにしにて うまれてしにて しにてうまれむ
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No.182|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/04(Tue)01:57
「中津山」(なかつやま)
錦瀬に 色葉も香る 中津山 薄紅の 椛樹にぞ酔ふ
訓:にしきせに いろはもかおる なかつやま うすくれないの もみじぎにぞよう
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No.181|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/09/27(Sat)02:31
「むかし路」(むかしみち)
浅雲の 翳み味はふ むかし路 異に詠み返る 石垣の那
訓:あさくもの かすみあじわう むかしみち けによみがえる いしがきのくに
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No.135|山林|Comment(2)|Trackback()
2008/08/24(Sun)04:05
「深き闇」(ふかきやみ)
恐れ水 潜む天鼠の 深き闇 翼を纏ふ 疑心の魔物
訓:おそれみず ひそむてんその ふかきやみ つばさをまとう ぎしんのまもの
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No.78|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/08/24(Sun)03:26
「龍宮の途」(りうぐうのみち)
封印の 無数の紙垂に 縛られて 閉ずる風穴 龍宮の途
訓:ふういんの むすうのしでに しばられて とずるかざあな りゅうぐうのみち
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No.76|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/08/20(Wed)01:46
「太陽の雫」(たいやうのあめ)
鳥遊ぶ 樹々の天蓋 見上げれば 洩れて地に降る 太陽の雫
訓:とりあそぶ きぎのてんがい みあげれば もれてちにふる たいようのあめ
No.72|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/08/17(Sun)02:17
「緑曼荼羅」(みどりまんだら)
吾を観る 木霊を聴きて 目を遣らば 緑曼荼羅 裾を拡ぐる
訓:われをみる こだまをききて めをやらば みどりまんだら すそをひろぐる
No.61|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/08/14(Thu)02:44
「夏篝」(なつかがり)
闇緑 夕陽に疼く夏篝 鈴虫の声 螽斯の聲
訓:やみみどり ゆうひにうずくなつかがり すずむしのこえ きりぎりすのこえ
No.49|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/08/11(Mon)02:12
「誰も知らなゐ途」(たれもしらなゐみち)
夢出でて 空雲つなぐ黒水精 誰も知らなゐ 途を歩けば
訓:いめいでて そらくもつなぐくろすいしょう だれもしらない みちをあるけば
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No.41|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/08/07(Thu)03:12
「万象の詞」(カミガミノコエ)
鬼翠 究むる姿の奇しく 意を傀る 万象の詞
訓:おにみどり きわむるさまのうつくしく こころをしばる かみがみのこえ
No.25|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/08/05(Tue)02:03
「響む三界」(とよむさんがい)
奥宮に 秘り佇む大六天 響む三界 刺さる十字架
訓:おくみやに ひそりたたずむだいろくてん とよむさんがい ささるじうじか
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No.16|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/07/29(Tue)01:38
「荘厳の苔」(しゃうごんのこけ)
深き彩 香る杜闇 焚く朝の 岩樹雨風 荘厳の苔
訓:ふかきいろ かおるもりやみ たくあさの いわきあめかぜ しょうごんのこけ
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No.6|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/07/29(Tue)00:51
「開かるる世界」(ひろかるるせかい)
葉明かりに 渇へ秘かに開かるる 世界を目掛け 落つる煌迦魅
訓: はあかりに かつえひそかにひろかるる せかいをめがけ おつるきらかみ
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No.3|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/07/29(Tue)00:16
「遠き人々」(とほきひとびと)
雨に酔ひ 霞む荒魂 軍畑 凪がれて遊ぶ 遠き人々
訓:あめによい かすむあらたま いくさばた ながれてあそぶ とおきひとびと
用語解説はこちら
No.2|山林|Comment(4)|Trackback()