「犬守」(いぬかみ)
濡歯霊の 冥き蠱業 犬守の 集ふ禍倶魂 懐かしき闇
訓:ぬばたまの くらきまじわざ いぬかみの つどうかぐたば なつかしきやみ
用語解説
濡歯霊の ぬばたまの
真っ黒なものにかかる枕詞。
蠱業 まじわざ
呪い、悪しきまじないごと。
犬守の いぬかみの
犬守は犬神。中国・四国・九州地方に伝わっていた俗信上の、目に見えない小動物で、犬神筋の家系の者に使役される式神。犬を怨霊化して精製する。犬神という言葉をそのまま使うことに抵抗があったので犬守と表現した。
禍倶魂 かぐたば
災いをもたらす式神(人工的に作られた目に見えない生命体)の集合体。
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