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2008/09/07(Sun)17:59
「粋な暫」(いきなしばらく)
浮世絵の 歌舞伎化粧の 怒り虫 十星天道 粋な暫
訓:うきよえの かぶきげしょうの いかりむし とほしてんとう いきなしばらく
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No.103|昆虫|Comment(0)|Trackback()
2008/09/06(Sat)01:40
「妖精の鬚」(ようせいのひげ)
薗の途 奥に目映き猫眼 心も蕩ける 妖精の鬚
訓:そののみち おくにまばゆきねこまなこ こころもとける ようせいのひげ
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No.102|動物|Comment(0)|Trackback()
2008/09/06(Sat)01:38
「蝉歌」(せみうた)
喧しく 心も眩む 蝉歌に 呼吸る寂かに 只只管に
訓:かしましく こころもくらむ せみうたに いきるしずかに ただひたすらに
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No.101|昆虫|Comment(0)|Trackback()
2008/08/31(Sun)22:27
「萬鬼」(よろづをに)
萬鬼 誘き機操る鬼詞 紡ぎて満ちる 百物語
訓:よろずおに おびきからくるおにことば つむぎてみちる ひゃくものがたり
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No.100|植物|Comment(2)|Trackback()
2008/08/31(Sun)22:27
「微笑みの庭」(ほほえみのにわ)
鷺宮に 夏の日和も 鎮まりぬ 嫁菜の花の 微笑みの庭
訓:さぎみやに なつのひよりも しずまりぬ よめなのはなの ほほえみのにわ
No.99|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/31(Sun)22:26
「焔の虫」(ほむらのむし)
美装束 焔の虫の 焼ける翅 戯れ狂ふ 姿眩しく
訓:びしょうぞく ほむらのむしの やけるはね たわぶれくるう すがたまぶしく
No.98|昆虫|Comment(0)|Trackback()
2008/08/31(Sun)22:25
「暮夏の蝉」(くれなつのせみ)
声焦り 景色に融けて 桜樹の背に辺張り着く 暮夏の蝉
訓:こえあせり けしきにとけて さくらぎのせにへばりつく くれなつのせみ
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No.97|昆虫|Comment(0)|Trackback()
2008/08/31(Sun)21:42
「雲涼きし昊」(くもすきしそら)
秋旱り 遠神鎮る高麗夷奴の 師子吼轟く 雲涼きし昊
訓:あきひでり とおかみまもるこまいぬの ししくとどろく くもすきしそら
No.96|空|Comment(0)|Trackback()
2008/08/31(Sun)21:31
「薄命の精」(はくめいのせい)
真愛しむ 美人の命 司る 槿に宿る 薄命の精
訓:まかなしむ びじんのいのち つかさどる むくげにやどる はくめいのせい
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No.95|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/31(Sun)03:44
「楽園の鑰」(らくえんのかぎ)
風蜻蛉 凪がれて還れ 吾が指に 飛天の満ちる 楽園の鑰
訓:かぜやんま ながれてかえれ わがゆびに ひてんのみちる らくえんのかぎ
No.94|昆虫|Comment(0)|Trackback()
2008/08/31(Sun)02:11
「回顧の杜」(みかえりのもり)
忘却の 境に潜む薄闇に 浮かびて消へる 回顧の杜
訓:ぼうきゃくの さかいにひそむうすやみに うかびてきえる みかえりのもり
No.93|建物・彫刻|Comment(2)|Trackback()
2008/08/30(Sat)22:54
「耀きの網」(かがやきのあみ)
月もなき 夜雨に浮ぶ 銀の 雫も絡む 耀きの網
訓:つきもなき よあめにうかぶ しろがねの しずくもからむ かがやきのあみ
No.92|昆虫|Comment(0)|Trackback()
2008/08/30(Sat)22:33
「黒髪の雨」(くろかみのあめ)
濡刃珠の 力に満ちた闇の花 黒髪の雨 飾る密かに
訓:ぬばたまの ちからにみちたやみのはな くろかみのあめ かざるひそかに
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No.91|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/30(Sat)15:23
「絆花」(きずなばな)
倖せに 働きかける絆花 心優しき 夢の盗人
訓:しあわせに はたらきかけるきずなばな こころやさしき ゆめのぬすびと
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No.90|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/30(Sat)15:23
「珠瑞の笹」(たまみずのささ)
朝雨の 深山の土の深き息吹 奇しく晃る 珠瑞の笹
訓:あささめの みやまのつちのふかきいき あやしくひかる たまみずのささ
No.89|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/30(Sat)15:23
「露の笹百合」(つゆのささゆり)
大粒の 水無月雨に化粧落ち 奥沢に咲く 露の笹百合
訓:おおつぶの みなづきあめにけしょうおち おくさわにさく つゆのささゆり
No.88|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/30(Sat)15:22
「凍みる秋雨」(しみるあきさめ)
地蟲這ふ 薄苔包む石肌に 朝焼け沁みて 凍みる秋雨
訓:じむしはう うすごけつつむいしはだに あさやけしみて しみるあきさめ
No.87|昆虫|Comment(0)|Trackback()
2008/08/30(Sat)15:20
「傍らの草」(かたわらのくさ)
主絶へ 緑に溺る破れ宿 ふとほくそ笑む 傍らの草
訓:あるじたえ みどりにおぼるやぶれやど ふとほくそえむ かたわらのくさ
No.86|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/29(Fri)02:48
「奥軍畑」(おくいくさばた)
夏冴へて 梅雨を愉しむ雪ノ下 瀬音も薫る 奥軍畑
訓:なつさえて つゆをたのしむゆきのした せおともかおる おくいくさばた
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No.85|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/29(Fri)00:42
「薄波の夏」(うすなみのなつ)
犬潮の 人懐かしく 戯れて 覆ひ被さる 薄波の夏
訓:いぬしおの ひとなつかしく たわぶれて おおいかぶさる うすなみのなつ
No.84|海|Comment(0)|Trackback()
2008/08/29(Fri)00:42
「失せし物」(うせしもの)
濃き水の 見えぬ深闇 失せし物 捜し集める 自分の欠片
訓:こきみずの みえぬふかやみ うせしもの さがしあつめる じぶんのかけら
No.83|海|Comment(0)|Trackback()
2008/08/29(Fri)00:42
「纏り華」(まつりばな)
纏り華 旅の揚羽の 休む翅 優しく抱く 夏女郎花
訓:まつりばな たびのあげはの やすむはね やさしくいだく なつおみなえし
No.82|昆虫|Comment(0)|Trackback()
2008/08/29(Fri)00:42
「辛辣な海」(しんらつなうみ)
凄まじく 果てなく続く人の海 あらゆる憂い歓びも 浪と呑み込む 辛辣な海
訓:すさまじく はてなくつづくひとのうみ あらゆるうれいよろこびも なみとのみこむ しんらつなうみ
No.81|海|Comment(0)|Trackback()
2008/08/29(Fri)00:42
「心美人」(こころびじん)
巖雨に 天竺牡丹 派手に咲き 心美人の 封印を解く
訓:いわやめに てんじくぼたん はでにさき こころびじんの ふういんをとく
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No.80|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/08/29(Fri)00:42
「命翳」
力なく 佇む君の 命翳 乱るるは羽 後ろ姿に
訓:ちからなく たたずむきみの いのちかげ みだるるははね うしろすがたに
No.79|昆虫|Comment(0)|Trackback()