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2008/11/30(Sun)11:25
「迷ひ家の地図」(まよひがのちず)
妙見の 道行く空を 見上げれば 星宿繋ぐ 迷ひ家の地図
訓:みょうけんの みちゆくそらを みあげれば せいしゅくつなぐ まよいがのちず
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No.206|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/11/24(Mon)21:01
「灯篭」(ともしび)
秋雨に 朧ろに浮かぶ 奥之院 深き蔭森 照らす灯篭
訓:あきさめに おぼろにうかぶ おくのいん ふかきかげもり てらすともしび
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No.205|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2008/11/24(Mon)20:48
「薮神」(やぶかみ)
綯らかに 和凪に擬ふ藪神の 一葉二葉に食む 竹の道
訓:なよらかに なぎになずらうやぶかみの ひとはふたはにはむ たけのみち
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No.204|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/22(Sat)01:45
「耳朶」(みみたぶ)
古道を 漫ろに撫でる 木枯しの 冬の香りの 凍みる耳朶
訓:ふるみちを そぞろになでる こがらしの ふゆのかおりの しみるみみたぶ
No.203|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/17(Mon)08:32
「紅葉颪」(もみぢおろし)
紅の 秋の嵐の 鎧塚 紅葉颪の 深き天蓋
訓:くれないの あきのあらしの よろいづか もみじおろしの ふかきてんがい
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No.202|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/17(Mon)08:26
「凝る秋風」(こごるあきかぜ)
椛葉の 熟れて飾りし 一枚に 凝る秋風 映へゆ斑に
訓:もみじばの うれてかざりし いちまいに こごるあきかぜ はえゆまだらに
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No.201|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/11/13(Thu)23:43
「迷ひ鬼」(まよひをに)
迷ひ鬼 血彩の群れの騒めきて 願へ涼しき 蟋蟀の聲
訓:まよいおに ちいろのむれのじじめきて ねがえすずしき こおろぎのこえ
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No.200|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:25
「晩秋の濤」(ばんしゅうのなみ)
八重山の 深き煌き 軍畑 聳へて迫る 晩秋の濤
訓:やえやまの ふかききらめき いくさばた そびえてせまる ばんしゅうのなみ
※過去に軍畑で撮った写真:
古き想ひ
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No.193|河川|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:25
「天彦」(あまびこ)
天彦の 山姫慕ひ木魂して 椛を染める 紅き血潮で
訓:あまびこの やまひめしたいこだまして もみじをそめる あかきちしおで
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No.188|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:25
「山姫」(やまひめ)
山姫の 天彦慕ひ恥じらひて 紅葉に初めゆ 愛しき頬を
訓:やまひめの あまびこしたいはじらいて もみじにそめゆ いとしきほほを
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No.189|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:25
「詠ふ幽霊」(うたふいうれい)
秋山の 空夜の杜に想ひ人 慕ひて独り 詠ふ幽霊
訓:あきやまの くうやのもりにおもいびと したいてひとり うたうゆうれい
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No.186|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:24
「弁財天」(べんざいてん)
明らかな 樹々の姿に 秋も更け 弁財天の 河の詩聴く
訓:あきらかな きぎのすがたに あきもふけ べんざいてんの かわのうたきく
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No.197|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:24
「駁迦魅」(まだらがみ)
駁迦魅 三界覆ふ 秋風の 瑞快く 閏ふ沈かに
訓:まだらがみ さんがいおおう あきかぜの みずこころよく うるうしずかに
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No.198|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:23
「赤鬼の翳」(あかおにのかげ)
紅色の 深山に潜む 隠れ鬼 色葉に映る 赤鬼の翳
訓:もみいろの みやまにひそむ かくれおに いろはにうつる あかおにのかげ
No.191|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:22
「鎧ふ焔」(よろうほのお)
鮮らかに 彩り弾む 杣の秋 瀬音の燃へて 鎧ふ焔で
訓:あざらかに いろどりはずむ そまのあき せおとももえて よろうほのおで
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No.196|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:15
「凪に薄」(なぎにすすき)
遠方の 旅人共の 足元に 凪に薄の 閑むさはりと
訓:をちかたの たびうどどもの あしもとに なぎにすすきの のどむさわりと
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No.195|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:12
「秋色の息吹」(あきいろのいき)
灯り葉の 緑に雑じり 戯れて 仄かに沁むる 秋色の息吹
訓:あかりばの みどりにまじり たわぶれて ほのかにしむる あきいろのいき
No.194|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:07
「重き音」(おもきおと)
毀れ寺に 潜り佇む重き音 髄貪る 鐘楼の鬼
訓:やれでらに ひそりたたずむおもきおと なづきむさぼる しょうろうのおに
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No.192|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:06
「枝垂れ紅葉」(しだれもみじ)
秋風の 戦ぐ古道 穏やかに 枝垂れ紅葉の 揺らぐゆらりと
訓:あきかぜの そよぐふるみち おだやかに しだれもみじの ゆらぐゆらりと
No.190|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/11/08(Sat)23:00
「荒神達磨」(かうしんだつま)
叢の 神庫に宿る 昔札 魍魎縛す 荒神達磨
訓:くさむらの ほくらにやどる むかしふだ まうりゃうばくす こうしんだつま
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No.187|建物・彫刻|Comment(0)|Trackback()
2008/11/05(Wed)04:03
「金色の森」(こんじきのもり)
秋の野の 暮れに佇む 姫椛 泥みて凍みる 金色の森
訓:あきのやの くれにたたずむ ひめもみじ なづみてしみる こんじきのもり
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No.185|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/11/05(Wed)03:32
「酒灯り」(さけあかり)
蔭長き 空陽風満つ 丹波山に 芒の伸びて 酒灯り呑む
訓:かげながき そらひかぜみつ たばやまに すすきののびて さけあかりのむ
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No.184|植物|Comment(0)|Trackback()
2008/11/04(Tue)02:31
「狐辻」(きつねつじ)
往く秋の 祭の夜の狐辻 命を放つ 愛でたき命婦
訓:ゆくあきの まつりのよるのきつねつじ いのちをはなつ めでたきみょうぶ
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No.183|祭事|Comment(2)|Trackback()
2008/11/04(Tue)02:05
「死にて生まれむ」(しにてうまれむ)
生まれ来て 生まれ生まれて 死に死にて 生まれて死にて 死にて生まれむ
訓:うまれきて うまれうまれて しにしにて うまれてしにて しにてうまれむ
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No.182|山林|Comment(0)|Trackback()
2008/11/04(Tue)01:57
「中津山」(なかつやま)
錦瀬に 色葉も香る 中津山 薄紅の 椛樹にぞ酔ふ
訓:にしきせに いろはもかおる なかつやま うすくれないの もみじぎにぞよう
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No.181|山林|Comment(0)|Trackback()